神明神社・石神さん
神明神社の境内にある「石神さん」は、海女達の間では古くから「女性の願いなら一つは叶えてくれる」と信仰されており、今では全国から多くの女性の参拝客が訪れます。
野口みずきさんがオリンピック前に石神さんに参りに来たという話は有名です。
神明神社(御本殿)
まずは神明神社御本殿に参拝します。
ご本殿はには天照大神をはじめとした二十六柱を祀られています。 正面には日本で二番目に大きいとされる巨大なおみくじが設置されているそうです。
石神さん(石神社)
石神さんの正式名称は石神社。ご祭神は神武天皇の母、玉依姫命(たまよりひめのみこと)です。
地元相差の海女たちは古くから密かにお参りを続けていました。
祈願紙に願い事を1つだけ書き、石神さんの前にある願い箱にそっと入れてお祈りを。
願いが叶ったらお礼参りをして、もう一度お願いすることが出来るらしいです。
朝福寺(薬師堂)
境内には朝福寺薬師堂というお寺があります。
神社内にお寺があるというのは全国的にも大変珍しいそうです。
神明神社と社務所の間にあり、室町時代の「薬師如来立像」と平安時代の「十一面観音菩薩立像」が安置されています。
長寿の館
神木として祀られていた楠が老朽化により枯れ、明治四十五年頃、何者かに切断され原型を失ったそうです。
現在まで幾星霜を重ねた楠の古木を郷人の長寿の守りとして「長寿の館」と名づけ覆屋社が建てられました。
現在の楠木は周囲の木骨のみですが堅く丈夫で、石橋山の戦いで敗れた源氏の主従七騎が楠木の洞穴に身をおいたとも口碑されています。
枯木を支える中央部の柱は長さ3.67メートル、周1.56メートルある楠木で、伊勢神宮より神事用御用材として交付されたものだそうです。
お守り・御朱印
星と格子のマークが刺繍で綴られた、一風変わった魔よけのお守りも人気。
星は一筆書きできることから「海女が海に潜っても元の場所へ戻れる」、格子は「魔物の入る隙がない」という意味だそうです。
恋みくじ
石神さんからのメッセージを源氏物語の姫君が伝えてくれるユニーク&可愛らしい当たると評判のおみくじです。
毎年5/7は神明神社・石神さん春まつり
5月7日の「磯日待(いそひまち)」という海女の安息の日に、大漁祈願と大願成就を願い、男衆料理で男性が女性をもてなします。
相差神あかり 石神さん夜参り
満月や新月の日の特別な夜参り。
神明神社境内は、優しいキャンドルの光で照らされ、幻想的な雰囲気が漂います。
当日は、18:00~20:00に限り、神明神社社務所が開所され、特別に夜参り限定の御朱印が用意される予定です。
【2025 年開催予定日】
※ 当日18:00~20:00 夜参り限定の御朱印授与
1月13日(月)満月、3月14日(金)満月、4月13日(日)満月、5月13日(火)満月、8月23日(土)新月、9月21日(日)新月、10月 6日(日)満月(中秋の名月)、12月19日(金)新月
海女さんやガイドさんと一緒に石神さんに行ってみませんか?
神明神社・石神さん詳細
名称 | 神明神社(石神さん) |
所在地 | 三重県鳥羽市相差町1385(GoogleMap) |
電話番号 | 0599-33-6873 |
定休日 | |
営業時間 | |
駐車場 | あり (駐車場の場所はこちら) |
Web | https://ishigamisan-shinmei.com/ |