二見興玉神社・夫婦岩

「お伊勢参りは二見から」

二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)は、伊勢市二見町にある神社です。この神社は、夫婦岩(めおといわ)という二つの岩が海中に立つ風景で有名であり、日の出の美しいスポットとしても知られています。

二見興玉神社の主祭神は猿田彦大神で、道開きの神として崇められています。また、配祀神として興玉神(おきたまのかみ)も祀られています。猿田彦大神は、旅行や道中の安全を守る神としても信仰されています。

浜参宮の場として知られている夫婦岩は、神社の鳥居の役割を果たしており、海中にある神聖な岩である興玉神石(おきたまのしんせき)を拝むためのものとされています。夫婦岩は、縁結びや夫婦円満の象徴ともされており、多くの観光客や参拝者が訪れます。
夫婦岩の中央からさし昇る朝日は6月の夏至を中心に5・6・7の3ヶ月間拝むことができるそうです。

大注連縄張神事

大注連縄張神事は、夫婦岩に大注連縄を新たに張り渡す神事で、年に3回(5月5日/9月5日/12月土日)に執り行われます。

蛙(カエル)があちこちに

二見興玉神社境内には、とにかくいたるところにカエルの置物がいっぱい。
また、二見興玉神社の祭神である猿田彦大神の神使がカエルであるとされています。

二見興玉神社のカエルには、実は「無事かえる」「貸した物がかえる」など、カエルに掛けた縁起のいい験担ぎがされているそうです。

夏至祭

夏至祭は夏至の日(6月21日または22日)の午前3時30分(午前4時30分頃日の出)から行われます。

二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)の夏至祭(げしさい)は、三重県伊勢市二見町にある神社で毎年夏至の日に行われる伝統的な祭りです。この祭りは、日の出を拝む儀式が特徴で、特に有名なのは「夫婦岩」(めおといわ)と呼ばれる二つの岩の間から昇る太陽を拝む場面です。

早朝に神社に集まり、夫婦岩の間から昇る太陽を拝みます。この日の出を拝むことで、一年の無病息災や家内安全を祈ります。
海水で身体を清める禊の儀式や神楽(かぐら)と呼ばれる舞踊や音楽の奉納も行われます。

御朱印

御朱印(初穂料300円)や御神札、かえるのお守りや縁結び・夫婦円満のお守りなどがあります。
毎月23日は「ふたみ」の日ということで明治・大正期に使用していたかえると輪注連縄の印・禊斎證印を使用した御朱印(500円)が授与されるそうです。    


二見興玉神社から歩いて5分ほど、神社の東鳥居のすぐ横に「伊勢夫婦岩めおと横丁」という商業施設や、海の生き物と触れ合える伊勢シーパラダイスがあります。

名称二見興玉神社・夫婦岩
所在地三重県伊勢市二見町江575(GoogleMap
電話番号0596-43-2020
営業時間7時00分~16時30分
駐車場あり
Webhttps://futamiokitamajinja.or.jp/