海の博物館

「鳥羽 海の博物館」は、海女文化や漁業の歴史を学べる全国的にも珍しい博物館です。伊勢志摩地域に息づく海と人々の暮らしをテーマに、約6万点もの収蔵資料を展示。その規模は日本最大級で、特に海女さんの道具や漁具、船の展示は見ごたえがあります。館内では、映像や体験コーナーを通じて、海と共に生きてきた地域の文化をわかりやすく紹介。子どもから大人まで楽しく学べる施設です。海女さんの実演イベントや特別展示も開催されており、伊勢志摩観光とあわせて訪れる人に人気があります。アクセスは鳥羽駅から車で約20分です。鳥羽 海の博物館は、伊勢志摩の伝統と海の魅力を深く知ることができる観光スポットです。

海女さん素潜り

海女さんは酸素ボンベを使わず、自らの息だけで海に潜る「素潜り漁」を何百年も受け継いできました。海に潜ると、アワビやサザエなどを見つけ、専用の道具を使って丁寧に採取します。

海女漁は海の資源を守りながら行われる伝統的な漁法で、小さな貝は採らず、漁期や漁場にも厳しい決まりがあります。そのため豊かな海が次の世代へと受け継がれています。海女さんたちが力強く海へ潜る姿はまさに鳥羽の風物詩。海と共に生きる知恵とたくましさを感じられる、日本が誇る貴重な文化です。鳥羽を訪れた際には、ぜひ海女文化の魅力に触れてみてください。

カツオの一本釣り

一本釣り漁は、群れで泳ぐカツオを船上から一本の釣り竿で次々と釣り上げる伝統的な漁法です。漁師たちは魚を船の近くに集めるために海水をまき、疑似餌を巧みに操りながら、一瞬のタイミングでカツオを釣り上げます。展示では、実際の漁船や道具、映像などを通して、漁師たちの熟練した技術や力強い漁の様子を間近に感じることができます。

勢いよく跳ねるカツオを次々と釣り上げる様子は圧巻で、大人も子どもも夢中になること間違いありません。海の恵みに感謝しながら受け継がれてきた漁業文化に触れられる貴重な体験です。鳥羽観光の際にはぜひ立ち寄り、海と人との深い結びつきを感じてみてください。

漁師町の様子

海女小屋

海の博物館 には、海女さんたちの暮らしや文化を伝える「海女小屋」が再現されています。海女小屋は、海女さんが漁の合間に体を温めたり、仲間と休憩したりするための大切な場所です。小屋の中央には囲炉裏があり、冷えた体を温めながら漁の情報交換や世間話をする憩いの場として親しまれてきました。

館内の海女小屋では、昔ながらの素朴な造りや実際に使われていた道具を見ることができ、海女さんたちが海と共に生きてきた歴史や知恵を感じることができます。厳しい海での仕事を支えた海女小屋は、単なる休憩所ではなく、技術や伝統が受け継がれる大切な場所でもありました。海女文化の奥深さに触れられる、海の博物館ならではの見どころのひとつです。

伊勢神宮に関する展示

海の博物館 では、海と深い関わりを持つ伊勢神宮に関する展示も見ることができます。伊勢神宮では古くから海の恵みが神様へのお供え物として大切にされており、アワビや鰹節、海藻など多くの海産物が神饌として奉納されてきました。海の博物館では、こうした神宮と海とのつながりを、実物資料や模型、パネル展示を通してわかりやすく紹介しています。

また、神宮へ納める海産物の準備風景や、海に生きる人々が神宮を支えてきた歴史についても学ぶことができます。伊勢神宮と聞くと神社のイメージが強いですが、その背景には豊かな海と、それを守り育ててきた漁師や海女さんたちの存在があります。展示を見学すると、伊勢志摩の海が神宮の文化や祭りを支えてきたことがよくわかり、地域の歴史や暮らしの奥深さを感じられます。海と神宮の意外な結びつきを知ることができる、興味深い展示のひとつです。

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展示案内

三重県の海に生きる人々の技術と知恵の結集を圧倒的なスケールで展示しています。約6万点にのぼる所蔵資料は6,879点の国指定重要有形民俗文化財を含み、海と共存するための人々の長く深い歴史を感じていただけます。

海辺の自然体験

海の博物館は南鳥羽に位置し、豊かな自然に囲まれています。 海の博物館の位置する大吉半島には魚の稚魚が育つ
アマモ場や干潟、珍しい生きものが生息する磯場などがあり、干潮時には生きもの観察や漂着物観察を実施しています。

施設情報

名称海の博物館
所在地三重県鳥羽市浦村町大吉1731-68 (GoogleMap
電話番号0599-32-6006
定休日6月26日〜30日と12月26日〜30日
営業時間開館時間 3月1日~11月30日 9:00〜17:00 / 12月1日~2月末日 9:00~16:30
駐車場あり
Webhttp://www.umihaku.com/